平成最後の霧ケ峰高原(ビーナスライン)
友人が言いました。
「四月のお題はビーナスラインにしましょう」
「霧ヶ峰高原まで」
「GW渋滞を避けるために午前6時からサイクリングできるよう、こっちを午前3時にでましょう」
「・・・お、おう(微妙な顔)」
というわけで、友人とビーナスラインを走ってきました。ビーナスラインはいいですね。ビーナスラインがいいというより白樺湖~霧ケ峰高原の区間がすばらです。超おすすめです。坂は「そんなに上らなくてもよくない?」って言いたくなる僕ですが、それでもあの区間のためなら仕方がないと思えるほどいい感じです。大好きです、今度は嘘じゃないっす。
去年、あの区間は3回走ってますが、もっと前から行っておけばよかったと思います。
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しかし今回は4月下旬。去年の5月中旬で冬のような寒さだった苦い思い出がよみがえります。あれよりもさらに寒いことが予想されます。というか、天気予報を見ると早朝は氷点下です(^q^)
基本厳冬期を想定した装備選択をすることに。ついでに車輪行なので他にも装備を持ち込んで、現地で最終的には決めることにしました。
実際には、
頭:Rapha Insulated Hat
ジャージ:Cafe du Cycliste IRMA
ジャケット:Rapha Classic Winter Jacket
ビブタイツ:Rapha Pro Taam Winter Tights With Pad
インナー1:Rapha Pro Team Thermal Baselayer
グローブ:バーミッツ+Rapha Pro Team Glove
シューズ:フィジーク ARTICA R5
やっぱり手持ちのほぼ厳冬期装備(^q^)
午前6時前だったとはいえ、拠点とした公園でまずマイナス2℃でしたからねw 時間的にこれから暖かくなるとはいえ、坂を上り始めたら当然標高も上がっていきます。その分温度も下がります。天気予報では朝9時の霧ケ峰高原の温度は-2℃~2℃とばらつきがあるものの、やっぱり寒い。
正直、走り出したときは後悔するほどの寒さでした。震えがるほど。しかし本格的に上り始めたら、寒いような暑いような、どっちもとれるような中間に到達しました。あとバーミッツと冬用グローブの組み合わせは最強でした。手が凍えるということは一度もありませんでした。
さてさすがに去年3回走っているので、きついところとかよく覚えています。前半部分のゴルフ場近辺とかなかなか苦しいですw 景色もちょいちょい山脈が見えますが、基本的には森の中。物足りなさを感じるかもしれません。しかしそのちょいちょい見える、雪の山脈もまたおつなものです。チラ見せ、みたいな。
そして女神展望台へ到着。天気は快晴と言っていい水準。
これまで来た道、八ヶ岳、遠くに北岳を一望。僕のしょっぱい写真では伝わらないこの魅力。
この女神展望台からもう少し上ると、白樺湖へのダウンヒルが始まります。何か所か水たまりが凍っていました。気温的に路面の凍結を心配していたんですが、大丈夫そうでした。
(今回も192号、いわゆるビーナスラインをひーこらと上っていますが、白樺湖まで152号の大門街道を使ってですね、女神展望台をスキップしても十分そこからの景色で満足できると思います。)
白樺湖からはお愉しみタイム。微妙にきつい坂もありますが、だいたい平坦。きついところはきついです。頭がぶっ壊れた角度はないので、無想転生で乗り越えられます。
しかしこの、雪帽子の八ヶ岳~富士山~中央アルプス~北アルプスを眺めながらの高原サイクリングですよ! 車でもっと近場まで来て、この区間だけサイクリングしてもいいんじゃないかという素晴らしさ。
名残惜しいですが、霧ケ峰高原の霧の駅着。ここからは下っていくだけですね。40号は下れば下るほど急になっていくので注意が必要です。今回は路面は凍ってはいませんでした。
あと霧の駅をやってたところが撤退したという噂を聞いていたんですが、
本当にやっていませんでした(^q^)
隣接するキノコ汁・串焼き屋さんや、お土産ショップなどは空いていたので、休憩や食事はとれます。しかし残念ですね。採算が厳しいのかなぁ。
いやー、霧ケ峰高原は何度来てもいいですね。
今年もまた別の季節にサイクリングしたいと思います。