閑話休題 ガルパン最終章・シンエヴァ鑑賞 その他
緊急事態宣言もあけたので、さっそく楽しみにしていたアニメを映画館まで見に行ってきました。
自転車趣味だと映画館までも自転車で行きたくなるもんですよね。僕の住居地から映画館までだいたい片道10㎞くらいです。距離的にもちょうどいい感じだったんですが、困っていたのが自転車をどこに止めるかってこと。そこらの駐輪場に止めると盗難が心配で、安心して映画に集中することができません。
どないするべんなーと思っていたんですが、調べたところ最寄りの駅に大きめのコインロッカーがあるとのこと。すばらです。
というわけで、
じゃん! 駐輪が心配ならコインロッカーに収納すればいいじゃない作戦。ヘルメットやカバンも全部入れることができるし、500円で安心が買えるなら安い。折り畳み自転車の魅力の一つですね。
まあ作品の感想やネタバレは置いといてw
どんどんおっさんになってきているので、出来るだけ新しい作品や流行も見ておこうと思っているんですよ。別にアニメや漫画に限らないと思うんですが、それに慣れてないとピンとこないというか、面白さが分からないんですよね。文化が違うというか。
だいぶ前に超まじめで優秀な後輩と我が家で一緒に飲んだとき、BGM代わりにアニメ流してたんですが、
「なんで小さい女の子が戦ってるんです?」
なんて後輩から質問されてですね。僕にとっては美少女バトルものなんて当たり前すぎてそこ疑問になっちゃう!?と驚いた記憶があります。多分多くのオタクさんも、アニメで女の子が戦ってるシーンなんてありふれててBGM代わりの映像なんて気にせずスルーじゃないかと思うんですが、彼にとっては奇異にうつったんでしょうね。
こんな感じで慣れてないとピンとこなくて、引っかかっちゃうと思うんです。
最近だといわゆるなろう系と呼ばれるジャンルがありますね。ローラーの時にアニメ見てるんですが、そのアニメも原作がなろう系というのが増えています。もともとは小説家になろう!というサイトで文章を発表し、そこで人気を博し、書籍化、アニメ化とジャパニーズドリームあふれるところです。
この系統も慣れると面白いと思うのですが、慣れないと一本調子のご都合ストーリー展開に、微妙な文章・文体と感じてしまうかもしれません。でもこれもまた新しい文学というか、現在進行形の文芸革命というか、模索だと思うんですよね。
商業で頑張っている作家さんが知り合いにいるんですが、お酒を飲みながら話を聞いたところ、
今は無料で読めるところが多いので、深刻な話や悲しい話はそこで読まれなくなることが多い。
飛ばし飛ばしで読んでも何となく話が分かるような文章、構成が求められる。
それでいて小説を読んだという満足感。
こんなこと考えて書いてるらしいんですね。確かになろう系の読者の多くは有料の本ではなく、webの無料状態で、モニタとかタブレットで文章を読むわけですからね。その一つの答えが、独特な文章や文体に、アゲアゲのストーリーなんでしょう。
実際何冊か読んで慣れてしまうと、これはこれで面白く読めます。むしろ初期のなろう系作品は、商業ではなかったせいか、伏線のはりかたに余裕があったりして驚いたりします。商業は売れないと切られちゃいますから、十分に伏線を張ってから回収していくなんて贅沢なことはしにくいかもしれませんね。
とまあ、酔ってると変なこと書いちゃいますねw
どこかでガルパンとシンエヴァのネタバレ飲み会をしたいと思います(^q^)