どえらい悪路の瑞牆さん その壱(韮山~瑞牆山~野辺山サイクリング)
10月に入りました。
台風24号が猛威を振るいましたが、先日は快晴と言っていい天気。しかも仕事は休み!
9月は実走1回という体たらくでしたので、ヤマノススメの原作・アニメ三期に登場し、ずっと行ってみたかった瑞牆山(※みずがきやま)方面サイクリングをすることにしました。行けるときに行っておきたい。あの辺は冬に走るのが厳しいですからね。
まず装備の検討。天気予報を見ると韮崎の方は昼頃に20℃を超えそうです。しかし瑞牆山方面は20℃は超えなそう。12~18℃くらいな感じ。かつずっと上り。STRAVA上は、拠点とする道の駅から30㎞程ひたすら上り続けることになりそうです。ウォーマー、秋用インナーだと暑くなりそうです。韮崎までは下って戻ってくるわけですから、暑さ対策はいりません。その結果、
ジャージ:Rapha クラシックジャージロングスリーブII
インナー:アウトウェット
ジレ:Rapha プロチームなんちゃら
レッグカバー:Relic UVレッグカバー
頭:chinelliのサイクルキャップ
足:シューズカバー(ハーフ)
グローブ:指切りのやつ
靴下:Raphaの夏用
長袖ジャージをチョイス。直接風が当たるのを嫌ってレッグカバー。念のためにウィンドブレーカー、秋用グローブ、フェイス・ネックカバーをバックパックに突っ込んでおきました。
結果的には装備は大正解でした。道中の川沿い、日陰は肌寒かったですが、上りでは十分我慢できました。というかジレのありがたみを体感。この時期、装備に困ったときはとりあえずジレをもっていくといいですねw
よっしゃ! ここなちゃんに僕はなる!と午前5時前に車輪行。
今回の拠点は「道の駅 にらさき」としました。ここは道路挟んだ向かい側に温泉施設があるんですよ! サイクリングして温泉入って帰る。すばらな計画ではないでしょうか。
午前7時過ぎに出発となりました。
まずは塩川、中央自動車道を越えて、23号を目指しました。ちょっと道に迷って農道っぽいところや、民家のあたりをうろうろw 登校中らしき小学生の集団に挨拶されてしまいました。聞いた話では最近の小学生は不審者には挨拶するよう指導ry
・・・それでもこのようにやさしい風景が続くため、迷子上等! 不審者じゃないもん! しかし民家エリアだというのに、坂の斜度はそれなりw なかなか苦しいロングな坂に突入してしまったので、素直に23号に入った方が良いかもしれませんw
23号と601号が合流したあたりから、一気に山っぽい感じなってきます。
しかし頭の悪い角度の坂は少なく、のんびり山の風景を楽しみながら上れました。車も少なくていい感じ。紅葉のはじまりかけですかね。
みずがき湖到着。
みずがき湖ビジターセンターはサイクルラックあり、自動販売機あり、レストランあり、売店あり、トイレあり(募金制)で至れり尽くせり。一休み、補給にもってこいです。僕もここで缶コーヒーを一本飲んで、23号に進みました。
ちょっときつい坂があったんですけど、そこを乗り越えるとラジウム温泉郷・増富温泉という温泉街へ。これがまたいい感じの通りで、渓流にかかった橋を何回かわたり、そこには古びた宿があり、お土産屋がありという感じで、ザ・ワールドで昭和で時が止まったかのような町でした。まさにサウダージ。
意外なことにこの辺までは自動販売機もちらほら見かけたため、水分補給には困らないかもですね。ここまでは。
温泉街を抜けると、いよいよ本格的な山道・林道に突入。ほとんど川沿いを走ることになります。
まさに渓谷。木陰も多く、若干肌寒いです。しかしすばらな景色がずっと続くし、夏は最高でしょうね。他では味わえない独特な林道でした。確かバスが下りてきたので、一応大型車の存在は頭に入れておいた方が良いかもしれません。自転車であっても離合困難な箇所がちらほらありました。
そしてこの辺りからぐっと坂がきつくなります。頭が悪い角度ではないのですが10%くらいかな。終わりにかけて坂がきつくなる感じ。
瑞牆山荘到着!
無料休憩所ではありません、みたいな張り紙を見かけましたが、まあいろいろあるんでしょうね(^q^)
僕は店の前で記念撮影をしてさらに先に。ここからほとんど下り基調で、
どーん! 目的地、みずがき山自然公園へ。
いやー、すばら。それしか言葉が出てきません。達成感も十分。ここはおススメですよ!
しかしここから眺める瑞牆山で思うのは、あそこまで上れるここなちゃんすげー! パーフェクト超人すぎませんか。
目的は達成された。されました。
んでここまで書いてないんですが、実は路面状況は最悪でした。台風通過直後の山道というのはやばいの一言。マジヤバ。
泥だらけの道、小石、溢れる水、木の枝、葉っぱ、草などなど。ロードで走るようなコンディションではありませんでした。ホイールとブレーキの間にゴミが挟まること多数。一生懸命避けようとするんですが、限界があります。
それでも上りだから、速度がゆっくりだからマシですね。下りたいかと言われたら厳しい。必要なのはシクロやMTB、ディスクブレーキだなぁとしみじみ思いました。
docomoの電波も弱く、ほとんど圏外。ここでパンク、怪我なんてしたら目も当てられません。
・・・そんなわけで帰りのルートをどうするか考えてしまってですね。すると地図上、さくっと信州峠にぬけられそうな道があったんです。あったんです。あったあったあったあtったta
(続く)