椿ラインさんは不器用
友人が言いました。
「3月は椿ラインに行きましょう。自走で」
「・・・お、おう」(消極的賛成)
椿ラインです。湯河原から箱根方面、大観山を上る20㎞くらいの坂道。
去年彼と行ったときは僕が自走を嫌がって湯河原まで車で輪行。湯河原から上り始めました。いやー134号、135号とつないでいく海岸線が、個人的には苦手なんですよね。命がデインジャーですよ。しかしまあ去年は僕のわがままを通してもらったので、今年は彼の希望に従い、自走といきましょう(涙)。
悩んだのがまず装備。春は寒暖差が激しい季節です。
できれば海岸線沿いは車が少ない時間帯にぬけたいので早朝出発。すると0~2℃レベルです。しかし日中はこのへんは14℃まで上がります。大観山~芦ノ湖あたりは昼前でも10℃届かないかな、なな。
そんなわけで、
頭:Rapha Merino Hat
首:Rapha Winter Collar
ジャージ:Cafe du Cycliste IRMA
ジレ:Cafe du Cycliste ALBERTINE
ビブタイツ:Cafe du Cycliste MARIE
インナー:オンヨネ ブレステックPPロングスリーブ
靴下:カステリのやつ(^q^)
グローブ:バーミッツ+ワールドサイクルR250サイクルグローブ
シューズ:フィジーク ARTICA R5
大変寒い時間帯や下りはこれにウィンドブレイカーを装備し耐え、気温が十分な時はジレも脱いでジャージのみにする仕様。Cafe du CyclisteさんのブルべジャージIRMAは収納力が抜群。
こんな感じで超軽量などではない厚い冬用ジレも適当に丸めて、大型の追加ポケットに突っ込めます。整理整頓が上手な人なら、もっとうまく活用できると思います。これはおススメです奥さん。
朝7時に江の島待ち合わせだったので、朝6時に自宅を出発。アップルウォッチは2℃、サイコンは0℃の表示(白目)。体感では冬用ジャケットを出せばよかったと後悔するレベルの寒さw
しかし途中に生足むき出しの女子高生が自転車こいでてびびりました。白とか青の防御円でも場にあったのでしょうか。おっさんですが、さすがにあれに負けてはいけません。頑張ることにしました。
とりあえず江の島。ここから友人と134号~135号と走っていきます。
何度も走っているといえばいるので、道に迷うこともなく順調に。相変わらず車がかっとんでいくのでちょっと怖いですねw
小田原を過ぎたあたりの、僕の嫌いな海岸線ゾーンがこちら(^q^)
ここはまだ路肩があってマシですが、ほとんどないところも珍しくありません。また交通量も多く、そのうえアップダウンも適度にあるので、毎回祈りながら走ります。いつもここ怖くない?って思うんですが、個人差がありますね(^q^)
湯河原に到着し、そのまま椿ラインへ突入。
何度か椿ラインを走っているのですが椿に初めて気が付きましたw
椿って、その漢字から分かるように、春に咲くんですよね。春に走ったことがないので全く気が付きませんでした。よく見たら椿の木がいっぱい。確かに椿ラインという名になるわけです。
レーダー基地が見えてきたらゴールはもうすぐ。
思わず下を見て、よくここまで走ってきたなと自分を褒めてあげます。そしてこれまた初めて島に気が付きました。おそらく初島。きっとこれまで空気が霞んでて見えなかったんだと思います(^q^)
そしてゴール。
椿ラインはそこまで苦しいイメージはなかったのですが、今回は苦しかったです(^q^)
最近膝の違和感とかほざいてだらだらしすぎたせいでしょうかw
ゴールした証として、大観山スカイラウンジでお昼ご飯をいただくことに。
担々大観山ラーメン 1000円。
名物らしいです。湯河原も担々焼きそばをご当地グルメとして推していた気がしますが、この辺は担々の何かあるんでしょうか。
ファミリー向けの担々麺という感じです。
美味しゅうございました。
来た道を帰るのはつまらない、という理由で箱根に向かって下りたんですが、これがまた微妙なことになってしまいました。
まず雪解け水が凄いw 路面は完全にウェット。タイヤが水を跳ね上げ、背中~お尻が水でちゅめたい。泥汚れがこれまた。
路肩は雪が残っており、後ろから大型車が来た時の逃げ場もナッシング。おっさんの命が大変。箱根って雪がそこそこ降るんですねぇ・・・今年は横浜がほとんど降らなかったのですっかり失念していました。
さらに観光地ということで休日は大渋滞。自然一杯の中で、大量の排気ガスを浴びることになってしまいました(^q^) いやーん。
素直に椿ラインを折り返した方が幸せだったかもしれません。
椿ラインそのものはちょっとキツイくらいで、頭のぶっ壊れたような斜度のポイントはないのでまあまあって感じですよね。交通量も少ないし、途中に見える風景、大観山からの絶景はおススメです。欠点はアクセス、途中補給ポイントなしってところでしょうか。
帰りはそのまま折り返すか、箱根に向かわないほうが幸せじゃないかな! なな!