たおせ ビーナスライン! 完結編(茅野市~美ヶ原美術館サイクリング)
(前回までのあらすじ)
(あらすじ終わり)
霧の駅という道の駅とおもわれるところで一休み。194号を北上して、この日のゴールである美ヶ原美術館を目指しました。
ここからのルートは正直、厳しいと思います。
まず基本的に、森林に入っていくので景観はあまりぱっとしません。
ちょうどいいところに大展望台のような休憩できるところがあり、そこからの景色は悪くありません。でもほとんど森の中を走る感じです。
そして繰り返されるアップダウン。これがなかなかストレスになりましたw
ビーナスラインは標高1600m、1700mとか教えてくれる標識が立っているのですが、僕たちは美ヶ原美術館は1900m以上のところにあることを知っています。
そのため下ってる途中に1800・・・1700・・・1600mって数字が下がっていく標識を見かけると、それだけ上り返すことが確定するわけですね。
下りながら、
「え、また200m上り返すの・・・?」
とゲンナリしてきます。これが1度や2度ではありません。茅野市から上り続けてからのアップダウンは、おっさんポタリストにはかなり肉体的にも精神的に厳しい(^q^)
そして美術館までのラスト数km、具体的には落合大橋からは約4㎞で300mくらいを一気に登ることになります。ここね、橋のあたりから上が良く見えるんですよ。
「え、あそこまで上るの。嘘だろ承太郎・・・!?」
って言いたくなる感じ。
心を無にして「よい、しょ」「よい、しょ」と右→左とペダルを回します。
途中開けたところからパシャリとな。あの橋から一気に上ってくるわけです。この道をデザインした人はバカなの?死ぬの?と心の中で怨嗟の声が上がります。
そしてなんとか到着しました。いやー、もう二度目はいいやwって苦しさでしたね。
景色は素晴らしいです。
美術館に入っている食堂・レストランは、この風景を眺めながら食事ができます。これは誰に対してでもおススメスポット。ただ自転車で来なくてもいいかなって思います(^q^)
お蕎麦も美味しゅうございました。舞茸のてんぷら付きだったんですが、かなり味が濃いです。
ちなみに友人は最後の坂は自転車から降りて押していました(^q^)
ビーナスラインで断トツのおすすめはやはり霧ヶ峰高原です。もしサイクリングするならあの辺を中心にルートを組み立てることをお勧めします。美ヶ原はさくっといける感じではなく、ちょっときついと考えて予定を組んだ方が良いと思います。特に初心者の方はいつでも撤退できる準備をして臨むのがいいんじゃないでしょうか。山岳ルート大好き!って方以外は積極的にはおススメしないですねw 渋峠や乗鞍みたいに、一発上ったら終わり、って感じではありません。
僕も霧ケ峰高原までならもう一回行きたいですw