ユキまつり(渋峠 其の二)
~前回までのあらすじ~
4月20日開通した渋峠は、22日に全面通行止めになってたでござるよ薫殿。
午前2時起き、午前3時出発で高速道路をひた走り渋峠に向かった僕らを待っていたのは残念な現実。
全面通行止めの看板を見ておっさんたち呆然としてしまいました。
こんな顔をしていたと思います。僕ら以外にも自転車乗りが結構いまして、その人たちもどうするか頭を抱えていたように見えました。
とりあえず道路わきの建物前に移動して、友人とどうするか相談。待ってても解除されるはずもないので、草津観光して帰る、近場で良さそうなサイクリングコースがあったらそこでお茶を濁すなどなど。まだ午前8時でしたからね。
僕らが相談している間にも、車やバイク、自転車の人が続々とやってきます。それら全員に通行止めの案内をしているおじさんも大変だなぁと眺めていたのですが、車やバイクの人には気になる案内を追加していました。
「万座温泉方面からはいけます」
あんですとー!
どうも通行止めは草津側から上るとある、殺生なんちゃらゾーンが対象っぽいのです。他の方面からであれば上れると。案内のおじさんに思わず確認。
「万座温泉から上っても、雪壁って見られますか?」
「見られます。でも自転車じゃ絶対無理だよ。途中有料道路あるし」
確かに地図で確認したところ、自転車で緊急に草津から万座温泉方面に行くのは現実的ではありません。そのため自転車乗りには案内していなかったようです。
しかし我々は車輪行組なのです。
緊急で拠点とした道の駅六合に戻り、自転車を載せて万座温泉に移動。駐車場に悩みましたが、プリンスホテルを使わせてもらいました。日帰り温泉入浴可ということなので、帰りに温泉入るのでとお願いしたら快くOKがもらえました。今度何かあったらプリンスホテル使います。
そんなわけで万座温泉方面から、渋峠ホテルを目指して再アプローチ!
万座温泉からはとてもとても辛かったです(^q^)
292号に合流。いわゆる渋峠に入りました。
はるか遠くに見える日本アルプス(多分)。
いや本当に素晴らしい景色です。そしてあの中を縦走する登山家とかマジですごい。想像しただけで死んじゃいます。
そしてついに、
ゆきかべ!
初めてこの風景の写真を見た時は憧れるだけでしたが、ついに僕もやってやりました。
そして渋峠ホテルでカレーパン! パンパンパンパカパーン!!!!
渋峠はまた別の季節にも行きたくなりますね。しかし通行止めはいつ解除されることやら。逆側の湯田中方面からのアプローチはかなりハード。万座温泉からだと8㎞くらいなので、がっちり走りたいという人は物足りないかもしれないです。
別の地域の雪壁も見に行きたいですね(*'ω'*)