currysenpaisukisuki’s diary

カレー好き好きSSK

ロード、サイクリング、その他おたく趣味のブログ。

おっさんによるヤマノススメごっこ(富士山) その壱

 ヤマノススメゆるキャン△を読んでいて、おっさんはふと思いました。

 「そうだ、富士山を登ろう

 

 僕は萌え豚が服着て歩いているといわれる系のおっさんです。ゆるキャン△では富士山に登ってはいませんんがキーワードとして何度も出てきますし、ヤマノススメでは富士山を通して挫折からの再チャレンジという熱い成長物語が見られます。ここなちゃん可愛いし。

 そういった僕の萌え豚成分は置いといてですね、人生で1度くらいは富士山を登っておこうと思ったんですね。日本人として一度くらい登っておきたいじゃないですか。子供の頃から聞いたことがありますし、フジヤマ、ゲイシャ、テンプーラと言われるほど外国にも有名なはずです。北岳は知らなくとも、富士山は知っているってやつです。

 

 そんなわけで前に富士山に登るという話を友人としていたんですが、その友人が急な転勤。微妙に立ち消えになっていました。

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 しかし9月に入って、そういえば今年の富士山の一般的な登山のシーズンは9月10日で終わりであることを思い出しました。山小屋とかトイレとかが使えるのって夏の二か月くらいなんですよ。ご存知でしたか? 僕は知りませんでした(^q^)

 登山のベテランさんは何とかするのかもしれませんが、僕には無理です。途中の補給、水分、トイレはもちろん、ちゃんとした休憩や、万が一のことを考えたら小屋が使えることや、他に人がいるということは重要です。

 

 つまり9月10日を過ぎてしまうと、僕にとっての富士山登山チャンスは強制的に来年になってしまいます。ちょっと悩んだんですが、来年どうなるか、どうしてるか分からないですからね。

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 別にご来光に興味はありません。昼間だろうが、とりあえず富士山を登りたいわけです。そんなわけで行けそうなときに、行こうという気持ちがわいたときに行ってみることにしました。

 

 登山用グッズはほぼ持っていませんが、登山靴は買ってあります。高尾山にもいきましたし、慣らしも済ませています。

 他はぶっちゃけ自転車用グッズで代用することに(^q^) 自転車用ウェアも十分高機能ですからね。厳冬期北アルプス登山でもなければ問題ないはず。

 重視したのは寒さ対策でした。昼間でも富士山の上の方は気温一桁。風次第では体感はもっと下がりそうです。パールイズミの15度インナーにRaphaのクラシックジャージ、パールイズミのサイクリング用ズボンを基本にして調整することにしました。

 登ってみてイマイチなら途中で下山する精神で。考え過ぎて何もしないよりは、とりあえず行ってみましょう。

 

 ルートはいわゆる吉田ルートとしました。一般的な登頂成功率の高さ、山小屋が多いこと、トイレが多いこと、人気があって人が多いことから採用。

 吉田ルートと山頂の天気予報と仕事の休みをにらめっこして、先日ようやく行くことが出来ました。

 

 

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 午前1時に起きて午前2時に自宅を出発。午前5時前に富士山パーキング(旧富士北麓駐車場)に到着しました。まだマイカー規制期間なので、ここでシャトルバスに乗り換えます。切符売り場も敷地内にありますので、すぐ分かると思います。片道1200円、往復2000円。移動時間は約45分と説明を受けます。

 この日は始発のシャトルバスが午前5時30分でした。んで9月の平日の早朝でしたが、午前5時の切符売り場はすでに行列ができていました。これは確かにピーク時の週末なんて人がやばそうですね。あっという間に始発のバスは補助席も含めて満車。5時20分頃に出発となりましたw

 

 自転車で走ったことがあるスバルラインをバスで上がります。

 いやー、バスから眺めるとよくこんな道を自転車で走ったなと我ながら感心しちゃいますね。麓の天気が微妙だったので不安でしたが、雲を抜けると快晴。

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 スバルライン5合目に到着する頃には富士山も丸見え。天気的には大勝利の予感です。あとは登山するだけ。楽しみですね。

 

 (続く)