電動アシスト自転車はヤビツを上る夢を見るか?
先日紹介しましたように、電動アシスト自転車を購入しました。最近だとe-bikeなんて言いかたされていますね。買ったのはBENELLIのZERO2.0FATさん。黒と黄のカラーリングのため、個人的に「バルディッシュ」と呼んでいます。サドルの黄色がういている感じがあるので、そのうち黒のサドルに交換しようかな。
僕が使うというより、職場関係や身内、自転車が趣味でない友人とのポタリングを目的に用意しました。やはり僕もまだ心の中で電動アシスト自転車に抵抗がないわけではありません。便利だし技術とか大好きなので、電動アシストそのものは素晴らしいと思うんですが、使ったら負けかなという気もありますね。新しいものを完全に受け入れるには時間や慣れが必要です。
さて買ってみてどこかでテストしようと思っていたんですが、その後はロードでのサイクリングばかりでした。ついに先日、ようやくまとまった時間が取れたのでe-bikeのテストが出来ました。
そこらを走るのに電動アシスト自転車が便利なんて、誰でもわかりますよね。近所のなかなかの勾配の坂を、子供と二人乗りのお母さんがさくさく自転車で進んでいる光景は珍しくありません。
しかし友人とサイクリングしようと思っているのが夏の高原系なので、そこそこ長い坂になると思われます。距離は短くまとめようと思っていますが、どれくらいバッテリーが持つのかとか、どれくらい楽になるのか、興味がありますよね。
このようにスタンバイモードで車に乗せて、秦野駅近くまで移動。カタログスペックだと通常使用でバッテリーが65㎞とのことで、自宅からバルディッシュで出かけるのは無理ですね。もちろんバッテリーが切れてもフロントシングル・リア7段の自転車としては使えますがw
名古木のセブンイレブンで一休み。
ここからアシストをオンです。楽しみですね。実際走り出してみると、もう踏み出しから全然違いました。
住宅地付近の苦しい坂も、なんのその。ちょっと笑ってしまいました。
・・・さて、結論から言うと、電動アシスト凄い。凄すぎます。
余裕があるところではアシストLV1、坂がきついと感じるところではアシストLV3とちょいちょいアシストをいじって上りました。蓑毛はフルアシスト、菜の花台から最後までもフルアシストです。
stravaの区間記録を見ると蓑毛ストレートが1分40秒という驚きのタイム。他も個人記録を更新しまくり・・・メカニカルドーピングにもほどがありますね。
フロントバッグとか、ドリンクとか、重い鍵とかもろもろ搭載して、車体重量は余裕で20kgを超え。タイヤの空気圧は2.5、さらに靴もジョギングシューズで、靴底が柔らかすぎてきちんと踏めず失敗したなーと感じるような状態でびびってしまうようなタイムが出てしまいました。
さらに途中で4~5回サドルの高さ調整で足を止めて自転車から降りています。それでもヤビツ40分切り余裕でした。ちなみにロードで40分を切ったことはもちろんありません(^q^)
あまりにもやばすぎてstravaの記録は消しました。このドーピング記録を、自分の記録として残すのは恥ずかしいwwww
念のために書いておけばもちろん汗もかかないレベルで楽々というわけではりません。パワーメーターがなかったので何ともですが、踏みごたえ的には150w~200wくらいで踏んでいたと思われます。まあそんなパワーじゃヤビツ40分は無理ですよね。電動アシストの恩恵は絶大です。
FATバイク系のe-bikeでこれですから、ピナレロやビアンキが出しているロード型のe-bikeなんて凄そうですね。これはメカニカルドーピングしたくなる人出てきますね。麻薬ですよ・・・
これを友人に貸したら、僕が坂でついていけないかもしれませんw
肝心の電池もちも、
ゲージ的には一つ減っただけでした。最初から最後までフルアシストさせてもバッテリーは持ったと思われます。凄すぎる・・・
(以前バイシクルクラブでヤマハの電動アシストロードでヤビツ上った記事があったんですが、あの時は確かフル改造したあげく交換用バッテリー1本持ちだったような?)
というわけでBENELLIのe-bikeおすすめです。ゆるぽた、買い物には最適ですね。困ることはありません。
しかしサドルの固定が甘くて、乗っていたらどんどん下がっていくのは問題でしたね。近いうちにショップに行ってみてもらう予定です。
やっぱりZwift
オタクとして、最近の漫画をできるだけ読むようにしています。今強化月間。
すっかり趣味に関してなんか安定感を求めてしまうといいますか、新しいものをチャレンジするより、知ってる面白い安定感がある作品をついつい読んでしまう傾向があってですね。アニメもそうですね。新しいアニメより、知っているアニメを見返してしまいます。
この傾向が続くとボケちゃう気もしてしまうのでw 脳みそに刺激を与えようかと。
んで「異世界おじさん」は面白かったですね。あといわゆる「なろう系」原作の漫画もなかなか。むしろなろう系はおっさん向けと言っていいんじゃないでしょうか。水戸黄門のような安心感というか、特に異世界転生系は基本的に出世物語ですからね。どれも普通に読めました。
僕も若いころはなんでおっさん向けの漫画って単調なのが多いんだろうと思っていたんですが、最近は分かる気がします。読んでて疲れたくないというか、新たに感情や理解で負荷がかかるようなものは読みたくなくなるんです(^q^) 面倒に感じるというか、なんですかねぇ。
というわけでZwiftです。
The Herd's Monday Morning Coffee with Cori (M2C2) Group Ride (D).
いやー、このシリーズのグループライドは素晴らしいですね。パワーは表記通り1.5w/kg未満で進行するし、コースは平たんだし、リーダーが指示を出してがっちり集団をキープしてくれます。さらに遅れた人を回収してくれるスタッフまでいるという。
初めてのグループライド、ゆるふわしたいおっさんにはぴったりです。
・・・さて、近いうちに電動アシスト付自転車のインプレッションを書こうと思っているのですが、凄いですね。麻薬というか、これはメカニカルドーピングが生まれるわけですわ(^q^)
まいどのZwift
もう夏っぽさがあふれてきましたね。
梅雨はこれからですが、雲は分厚いし黒いしで、梅雨入りしていなくとも雨が降りそうな雰囲気もあります。夏い雨というのは趣がありますが、個人的には自転車に乗りたくありませんw
というわけでZwiftの日々。
World Bicycle Day: Racing the Sun (D).
ちょうど仕事が終わってからZwiftにログインしてみると、カテゴリーDのグループライドイベントがありました。世界自転車デーのイベントで、参加して終えるといろいろ実績解除されるようです。
カテゴリーもDであり、おっさんもにんまり。参加するしかありません。
スタートしてみると、使用する自転車がカーゴバイクであることに気が付きました。
自転車デーなのでなにか謂れがあるかもしれませんね。そのうちググってみましょう。
さてグループライドですが、グループライドのリーダーは二種類います。
後続を待つリーダーと、待たないリーダーです(白目)。
おそらくZwiftはイベントへのログイン順に列が形成されています。リーダーより遅くログインしたら、リーダーより後ろの列に入ることになります。数百人規模になると、ログイン時間によってはリーダーよりかなり後方に配置されることもあります。
後方に配置されるとイベントによってはかなり苦しいといいますか、微妙なアップダウンといった状況次第で、開幕してすぐにリーダー集団から遅れて切り離されることになります。カテゴリーDだし、大規模イベントだし、参加者をふるい落とすことなんてないやろー^^と勝手に思っていたのですが、始まってみるとどんどんリーダー集団と離れていくような・・・?
・・・今回のリーダーは待たない系の人でした。
そんなわけで開幕早々、リーダー集団に追いつくためにブリッジを試みてそこそこパワーが必要になってしまいました(^q^)
その後も全体的にカテゴリーDというよりは、Cに近い感じでしたね。かなり開幕に参加者がふるい落とされたように思います。こういうイベントのリーダーってどういう基準で選ばれてるんでしょうかw
ポタポタ カツレツ亭稲村 ヒレカツカレー
僕がお世話になっている自転車ショップ関連の方から、ある日メッセージがやってきました。
「今度の休み、一緒に走りませんか?」
「・・・は?」
メッセージの送り主さんとはショップの飲み会とかでお会いしたことはありますが、そこまで親しいわけではありません。何より走力に露骨な差があります(^q^)
僕は一般的なホビーサイクリストだと思います。
時間を考えずに長くて100㎞くらい走ったり、峠を走ったり、グルメ目的だったり。そういう感じなので、ローラーもだらだらとするダイエットマン!みたいな。走力は年齢相応でしょう。
ホビーサイクリストならそれで問題ないと思うんですが、サイクリングに速さとか時間、ましてやレースを意識するならそういうわけにはいかないですよね。インターバルといった高強度トレーニングだったり、筋トレとかを取り入れていく必要があります。たぶん。
確か誘ってくれた方はインターバルに、筋トレあたりも普段からしてる系男子。実業団とかで走ってる人と練習もしているはずです。年齢も一回り以上若いし。僕みたいなメタボ系のおっさんと走って満足するとは思えません。
マジでメッセージは誤爆で誰かと間違えてない?って素で思いました。
特に断る理由も浮かばなかったので「ゆるぽた」を強調して約束(^q^)
瀬谷方面で待ち合わせして、境川CRを南下。個人的におすすめのカレーとして江の島方面のカツレツ亭稲村のカツカレーを食べ、そのあとは適当に一緒に走るということになりました。
あんまり知らない人と走っていたので写真はあんまりなしw
いやーやっぱり速いですね。だいぶ僕に合わせてくれてたんですが、やっぱり物足りないのか、微妙な距離の坂だと300~500wで走り切っちゃいますし、産業道路といった直線は300wくらいでずっと引いてましたね。少しでも距離があいたらちぎれていたというか、あのパワーで走り続けられていたらおうちに帰る力も残らなかったですね・・・
よく一緒に走る友人は僕の走力を把握しているので、
こんな感じで僕が困ったオーラを出したらすぐに合わせてくれますw
常に引いてもらっている状態だったのでなんとかついていけましたが、やはり彼クラスのサイクリングに参加するのは苦しい(^q^)
しかしなんで僕を誘ったんでしょうか。やっぱり誤爆だったんじゃないかなぁ・・・?
「なんで僕を誘ったの?^^;」
なんて訊けなかったので真実は不明です。しかし万が一、次誘われても困ってしまいますねぇ(^q^)
ふわふわZwift 閑話休題
すみません。ジロ見ながらお酒飲んでると、ブログの更新が抜けていきますね(^q^)
今のところ今年のジロ・デ・イタリアは、モビスターのカラパスが総合優勝に関して有力になっていますね。
カラパスといえば去年のジロ19ステージ、フルームさんが異次元の逃げを見せていた時に、デュムランさんと同じ追走グループにいながら一度も前を引かなかったことを思い出してしまいますね。まあヤングライダース賞の勝負をしていたといえばそうなんですけどね。ライゼンバッハが回れよ!って切れてたのが思い出されます。
あれから大きく育ったんですな。
基本的にちょっとは外なり、ローラーなりは回しています。
The Herd's Wednesday Social Down Under Group Ride (D).
やはりグループライドはカテゴリーDがいいですよね。リーダーがかなり指示を出してくれますし、パワーも1.5w/kg前後で推移するためすばらです。看板に偽りなしのグループライド。リーダー集団から遅れた人が出ると、リーダーが待ってくれます。
「集団の状況を確認しなさい」
「二人戻ってくるまで待ちましょう」
みたいな指示が何度も出ます。物足りない人はいるかもしれません。
今年のジロももうすぐで終わりますが、ニバリにはちょっと頑張ってほしいw
五月のドウシミチライン
友人が言いました。
「5月は道志みちにいきましょう」
「・・・お、おう(消極的賛成)」
道志みちといえば相模原あたりから山中湖に向かう約40㎞の坂道です。極端に頭の悪い角度の坂はありませんが、とりあえず長いですよね。オリンピックのコースに選ばれたので、走ってみたいとかなんとか・・・気持ちはわかりますが、なかなか厳しいコースを選んできますねw
しかしなぜ彼は坂を上りに行きたがるのでしょうか。自転車を買ってすぐに足柄~三国峠~山中湖行きましょうみたいなことを言っていてびびりましたが、何が彼を駆り立てるのでしょうか。結局乗鞍は行きましたが、自転車買ってすぐに乗鞍行きたくなりますか。僕はなりませんでした。思い出してみると、僕はロード買いたての頃は権太坂あたりで後悔してました(^q^)
さて道志みちです。
個人的に微妙だと思うのはまずアクセスの悪さです。我が家から普通にルートを組むと、山中湖までいっての往復で200㎞を超えてきます。
気温がまた問題です。5月というのに早くも連日30℃超え。北海道で35℃超えてくるとかファッキンホット。地球はどうかしてしまったんでしょうか。
そんなわけで昼前には道志みちを上り終えておきたかったので、朝4時に出発することにしました。灼熱の坂道を上りたくはありません(^q^)
朝もやがいい雰囲気ですね。確か午前5時前の境川CRでしたが、すでに明るい。というか気温も20℃超えていたような。
黙々と走り続け、幸い午前6時過ぎには道志みちへ入ることができました。
早朝からのサイクリングは車も少なくて快適なんですが、欠点として開いているお店が少ないというのがありますね。相模原方面サイクリングのブログを読むと、パンパティだったかパンパンティーだったか、そんな名前のパン屋をよく見かけます。一度行ってみたかったんですが、開店してませんでした(^q^) 残念です。
道志みちの風景というのはなかなか好みが分かれると思うのですが、富士山が見え始めるととウキウキしますね。森、坂道、道志川の三点セットが基本なので、森好きにはいいかもしれません。丹沢方面の山もいいですね。
さて道の駅道志も朝8時過ぎに到着したのですがどのお店もやってませんでしたw 早すぎたかしらねぇ。そろそろガツンと補給したかったのですが出来ませんでした。さすがにお腹と背中がくっつきそう。この辺の目論見の甘さは反省が必要ですねw
仕方がないので自動販売機で糖分を補充しつつ休んでいたら、屋台のおじさんが鮎の塩焼きを作り始めました。もう数十分後なら、美味しい塩焼きを食べられたかもしれませんね。道の駅は朝9時ごろから動き始める感じでしょうか。
空腹感を覚えつつ出発。
このころはまだ山中湖までいけば補給できると思っていました。そんなわけでお腹がすきつつ山伏峠に突入。
頑張りました。ここからは山中湖まで下るだけです。お腹がすいていても安心・・・が、下ってみると山中湖周辺がイベントで進入禁止になっていました(^q^) マジかよw
迂回するように警備の人に言われましたが、正直困りました。
昼頃まで通行止めらしいので、とりあえずどこかに行くしかありません。戻るのもつらいし、三国峠経由で足柄方面へ抜けることにしました。オリンピックでも使いますからね。
山中湖パノラマ展望台付近でパシャリ。
ここの景色は素晴らしいですね。山中湖を一望できるうえ、富士山もついてきます。ここは一度は行っておきたいところ。
・・・この後は246、255、1号、134号とつないで帰宅したんですが、補給に難渋してやばかったですね。駿河小山~松田間で飲食店を見かけたら入ろうと思って走り続けたんですが、全く見かけませんでした。途中コンビニもないレベル。
マジで途中から省エネを意識して、空力ポジションとかとり始めちゃう感じまで追い込まれましたw 結局松田あたりのコンビニでおにぎりとジュースを買ってしのいだ感じで、こんなことなら坂を下りきったところで見かけたコンビニで補給しておくべきでしたね(^q^) ガツンと何か食べたいと思って、コンビニ食を避けた自分に説教したい。
無事帰宅しましたが、やはり補給は常に余裕を持たせておかないといけないですね。トイレ同様行けるときに行く、補給できるときに補給しておくのは重要ですね。
ついでに道志みちはオートバイが多すぎてまいりました。どこで途切れるんだろうというくらいオートバイが続いていました。まだ時間的には早かったと思うんですけどね。田舎の空気が美味しいどころかずっと排気ガスを吸っていたような・・・? 休日は止めた方がいいかもですね。
都民の森とか奥多摩でも思ったんですけど、道志みちも休日のサイクリングには向いてないかもしれません(^q^)
BENELLI ZERO N2.0FAT到着!
注文していた新たな自転車、BENELLIのZERO2.0FATが到着しました。
わーい(*'ω'*)
ごめんなさい。BENELLIって日本メーカーだと思っていたんですが、イタリアメーカーなんですね。BENELLIって便利あたりの日本語かと思っていてですね^^;
主に職場のスタッフや、友人に貸し出す用。あと僕のゆるポタw
そのため個人的には初の電動アシスト自転車となっています。e-bikeってやつですね。やっぱ普段自転車に乗ってない人には電動アシスト付きが親切かと思います。横浜は坂が多いですからね。乗り心地重視でタイヤも太い奴に。
ごついバッテリー。そのため自転車の重量は19kgとなります。バッテリーは条件にもよりますが航続距離65㎞となかなかのもの。ゆるポタやデイリーユースには大丈夫でしょう。
アシストしてくれるパワーは三段階。後ろのギアは7段で、合計21段と考えればいいかな。
さらにこいつは折り畳みなんです。
このようにぐっとコンパクトに。
車にも楽々収まります。重いけどw
これで車で出かけた先で、僕がブロンプトン、友人がBENELLIといったゆるふわサイクリングもしやすくなりますね。楽しみです。
ショップでちょっと試乗はしたんですが、近いうちに性能を試してきたいところですね。ヤビツ上ってみようかなw